ポートフォリオの制作実績紹介を音声入力で書く方法
同僚には詳しく説明できる仕事なのに、ポートフォリオには「Webサイトのリニューアルを担当」としか書けない。そんなときに必要なのは、作業をすべて思い出すことではなく、初めて読む人に自分の貢献が伝わる情報を選ぶことです。
音声入力なら、まず説明を言葉にしてから文章を整えられます。Macでプロジェクトのメモを開き、制作について質問されたつもりで話してみましょう。デザイン、開発、コンサルティングなど、完成物だけでは背景が伝わりにくい実績の紹介に使える方法です。
1. 一つの実績と読み手を決める
見込み客、採用担当者、協業相手のうち、誰に向けた文章かを決めます。顧客には解決した課題を、技術に詳しい読み手には設計上の制約や選択の理由も伝えると、説明の焦点が定まります。
依頼内容、自分の担当範囲、納品したもの、確認済みの成果を手元に用意します。試作品や自主制作なら、その段階を明記しましょう。学んだことを伝えるために、商用サービスとして公開したように見せる必要はありません。
2. 四つの問いに分けて話す
次の問いに一つずつ答え、区切りで少し間を置きます。
- 背景: 誰のための仕事で、何を変える必要があったか。
- 担当: 自分が責任を持った部分と、ほかの人が担当した部分は何か。
- 判断: 課題への向き合い方が最もよく伝わる選択は何か。
- 結果: 何を完成させ、何を確認でき、何が未検証か。
「整理した」「検証した」「実装した」「書き直した」など、具体的な動詞を使います。「チームで全部やった」で済ませず、自分の役割を説明しましょう。冒頭の一文を完璧にしようとせず、まず話し切り、重要な情報を後から先頭に移します。
3. 話した内容を実績紹介に整える
以下は、ワークショップ予約画面を改善した架空の例です。
音声での下書き:「開催日を探すのに何ページも見る必要がありました。私は開発者二人と予約画面を作りました。日程と空き枠をまとめて、予約内容の確認画面も設計しました。公開はしましたが、予約完了が増えたかはまだ調べていません」
編集後:
ワークショップ予約導線の改善 — インタラクションデザイン
地域のワークショップサイトで、開催日と空き枠を一画面で確認できる予約導線を設計しました。私はインタラクションデザインを担当し、実装は開発者二人と協力して進めました。特に、確定前に選択した回を確認できる予約内容の確認画面を設けました。新しい導線は公開済みですが、予約完了率への影響はまだ測定していません。
課題、担当範囲、設計上の判断、確認できている結果が伝わる文章になりました。「公開した」は納品や実装の成果であり、予約率が改善した証拠ではありません。数値を載せるときは、出典、測定期間、自分の仕事との関係を確認します。
4. 短い紹介文とテンプレートを用意する
詳しい説明は実績ページに掲載し、一覧のカードには中心となる取り組みだけを残します。
地域のワークショップ予約導線を再設計。日程と空き枠を一画面にまとめ、確定前に予約内容を確認するステップを追加しました。
次の実績は、この枠組みに沿って話してみましょう。
実績名と段階: [名称、公開済み・試作・自主制作など]
背景: [対象者と課題]
自分の役割: [担当範囲と協力者]
主な判断: [選んだ方法と理由]
結果: [確認できた成果、または検証の状況]
制作物: [関連する成果物や実績へのリンク]
5. 公開前に読みやすさを確認する
プロジェクト名、専門用語、数値、否定表現が正しく入力されているか確認します。口癖や重複した背景説明を削り、自分の貢献とチームの成果を区別しましょう。画像には、どの判断を示しているのかわかる説明を添え、リンク先も確認します。
より詳しく展開したい場合は音声入力でケーススタディを書く方法、応募書類に生かす場合はカバーレターを下書きする方法も参考にできます。
TypeFreeは、話した内容を編集可能なテキストに変え、文章をすばやく書くためのシンプルな方法です。まず一つの制作実績について話し、自分の貢献が伝わる紹介文に仕上げましょう。